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2017年7月18日 (火)

増殖-第2化学療法期最終章外来化学療法2ndライン8クール目の経過2

序、
状況大腸がん第4期。いわゆるステージ4。
転移先原発巣そばリンパ、肝臓2か所、肺。

2016年06月、大腸原発巣及びリンパの開腹手術。大腸管30センチ摘出。
07月の療養期間を経、08月より化学療法抗がん剤治療開始。
プロトコルmFOLFOX6アバスチン。2週間で1クールを繰り返す。
初日の通院にて半日日帰り入院で吊るし点滴、終了後、風船点滴を装着し、帰宅する。
3日目夕方に風船点滴終了、通院にて針を抜く。開始から一週間後の8日目に、検査と診察を行う。

2016年11月、8クール中に行った効果測定が良好で、腫瘍マーカーは正常値圏内に下降。CTやPET-CTでは新たな転移〜再発も認められず、転移先の肝臓と肺の残存腫瘍3か所も明らかに縮小が観察され、先ずは小さい方の肺の転移癌腫瘍を抗癌剤で潰す事を目標に、同治療法の9クール目以降の継続を決断。

2017年02月、15クール目を最後に、治療休止及び精密検査の為、一時転院。抗癌剤作用が陰りを見せ、肺は縮小なし、腫瘍マーカー上昇。肝臓転移巣の摘出等、行先を模索。
結果、転移巣摘出手術はNGと結論。肺と肝臓の2部位である事がネックの上、肝臓手術のリスクも懸念。残存転移巣状況肺1、肝臓3。
2017年03月、最初の抗癌剤療法に終止符を打ち、新たな抗癌剤療法(セカンドライン)に突入。プロトコルFOLFIRIサイラムザ。治療クールスパン及び方法は前1stラインと同様。
2017/03

一、
2017年03月末、最初の抗癌剤療法に終止符を打ち、新たな抗癌剤療法(セカンドライン)を開始。1stラインが効かなくなり、転移巣の摘出もNGの為。
プロトコルFOLFIRIサイラムザ。
イリノテカンの下痢が特徴的な副作用症状。起こる人の確率は60。開始から2-3日遅れて来ると云われる。
半夏瀉心湯漢方薬を毎食後服用で抑止。
其れ以外の症状は、前1stラインのmFOLFOX6アバスチンと大差ないとの旨。

二、
増殖-第2化学療法期最終章
外来化学療法2ndライン8クール目の経過2

8日目2017/07/11。
1
現行2ndライン、今8クール目開始一週間経過の定例検査日であるが、今回の通院のメインは現行抗癌剤の療法FOLFIRIサイラムザの評価効果測定の日でもあった。

今回はPET-CTは無し、通常の採血に加えCTを受け診察室に呼ばれる。

CT結果はかなり思わしくなく、肝臓3箇所肺1箇所の転移巣はひと回りばかり成長し、概ね12倍に増大。

腫瘍マーカー数値グラフも同様の増幅傾向を示しており上昇、2月時点で上限値未満正常圏内にまで下降していたCA19-9CLは上限値を突破し、1stライン時に得た最低値から3倍近くまで上昇を見せた。

CA19-9CLの上限値370未満の最低値245(2016/12)700前後(今回の検査結果2017/07現在)

2
CT結果と腫瘍マーカー推移は相関していて、結論を云うと、今回のセカンドラインは効いていないと云う判定になります。
もっとも、全く効いていない訳ではなく、もし、此の治療をしていなかったとしたら、此のグラフはもっと上がり続けていた筈です

2ndライン開始の04月から05月にかけては下降を示しているのに、06月にかけて急上昇、07月現在ではわずかに下がりつつもほとんど横這い状態。確かに全体的には上昇傾向だが、上下横這いなど不規則な動きが見られる。

仮定考察に必要なサンプル的には、1stライン時にやや上昇し始めた後の02月から、03月の抗癌剤治療休止期間1st〜2ndラインの狭間期1月を経て、04月に2ndラインを開始した2月間で、数値は2倍弱ほど上昇している。勝手な推察だが、仮に2017/07現在まで継続して抗癌剤治療を休止していたとすると、ここからの単純計算だと、
3桁超えの1050と云う、上限値370を遥か680も上回る、上限値28倍の状態。
比較し現状は、上限値との差32519倍弱。
確かに効果がなかった訳でも無さそうだ。

此こからは、マーカー数値が下降していなくても、抑制効果はあったという事が読み取れるのですが、治療的に云いますと、
抗癌剤が効いていると云うのは、数値が下降するか、若しくは現状維持
であり、今のこの場合は、上昇傾向を示している限りは、幾ら抑制効果があっても
治療法に効果がない
と云う判定に為ります。誠に申し訳御座いません

吃驚した。
先生に詫びられる事など、誰が想像して診察室に入るだろうか。

03月に一時転院し精密検査〜診察を受けた大病院の若手先生が
---大腸癌転移抗癌剤治療の2ndラインとして非常に大きな効果が、自分の数人の患者で確認出来ている新しい薬サイラムザ云---
と仰っていた此の抗癌剤だが、私の場合は効かなかったのだなぁ。

そういう事に為ります。この病気の場合、効果はやはり百人百様ですから、致し方ありません

何故か妙にスッキリ気分が好かった。
完全に意味不明だが、ずっと重い副作用に苦しんだ割には、最後の此の8クール目では、ピアノを弾いたら気が紛れて、抗癌剤投与中だという事すら忘れたり出来て、寝た切りに為らずに何とかやり過ごす方法を編み出したり、これまで頑張って来たものなぁ。

わずか3月余りでNG判定が出るとは思わなかった。

3
標準治療のガイドラインですと、これまでやって来た点滴の抗癌剤治療は、セカンドラインでお終いなんです

は?

効果が継続している患者さんは、以前申し上げた通り、同じ療法を二年以上続けられたりと云うケースもあります。ですが、標準治療では、2ndラインでNGですと、後は錠剤の様なものを服用する様な治療に移ります

??

ですが、未だお若いですし、其れだと一寸、可哀そうですので

可哀そう???そう云う意味なのか?

ですし、体力的にも大丈夫そうですので、此処で、ガイドラインからは外れますが、サードラインに移行する事を提案したいのです。
今回使った新しい薬サイラムザはそのままに、他の抗癌剤との組み合わせを変える、別の療法を試してみたいのです

サイラムザが効かないとかそう云うのではなく、効いて呉れる事を目論んで、他の抗癌剤との組み合わせを、1stラインのものに置き換えて試みると云う事らしい。

此ればっかりは、実際に効くかどうかは、やってみなければ私にも全く分かりません

なるほど、面白い

え〜?!面白いですか??

この反応には又しても驚かされたが、どうやらもっと驚いているのは先生の方らしかった。

いや〜、治療の効果が出ないと、此方としては非常に困るんですけど〜

私は、効かないから諦めるのが標準治療のガイドラインなのかと思ったのだが、組み合わせを入れ替えて、結果は分からぬが挑戦してみると云う試みに対して、興味を抱いたのだ。

其れが化学療法と呼ばれる所以の様なものです

結論的には、
サイラムザFOLFOX療法。1stライン時に重度の副作用の為20減した濃度を、此方から申し出て元の濃度に戻した上、2ndラインで使用した新認可薬サイラムザと組み合わせる。様子を見て副作用がきつ過ぎる場合には、状況に応じて対処する。と云うベクトルで、サードラインに臨む決断を下した。

キツい副作用期間になるのは目に見えている。
なのに、やってみなければ効果も分からない。
きつくても寝たきり老人に為らずに、ピアノの前に座って過ごそう。きっと忘れさせて呉れるだろう。

サードラインがもし駄目だったら、よく分からないが、点滴治療にピリオドを打ち、錠剤を飲んで延命でもしながら、末期に進むのだろうか。

自分にとっては、残りの時間の量的な長さではなく、時間そのものの方が大切な事は分かっている。
とは云え、こうなって来ると、後どの位の時間、健常者並みの生活を送る事が出来るのだろうかと云う、憂いの気持ちには、やはり勝てない。

三、
資料腫瘍マーカーCA19-9CL

上限値370のところ、経緯的には、
2016/05手術前531
2016/06大腸癌原発巣摘出手術実施。
2016/07術後療養期間。
2016/08抗癌剤1stラインmFOLFOX6アバスチン開始時1026術後に起こる転移巣の爆発的増殖現象

2016/10上限値370を切り正常圏内まで下降300
2016/111stライン8クール目中の効果測定で更に下降(転移巣も縮小)、有効判定で続行決定。

2017/02最下降状態の01月249を境にわずかずつ上昇を見せ始める。15クール目効果測定で1stラインの限界が判定され、1stライン中止。

2017/03肝臓転移巣を最弱状態と判断、一時転院〜精密検査〜方向模索の末、肝臓転移巣摘出手術はNG、抗癌剤治療2ndラインへの移行が決定。

2017/042ndラインFOLFIRIサイラムザ開始時55503月治療休止中に増殖し、上限値370を突破、手術前に近い状態まで逆行
2017/05効果発現し下降465
2017/06効果薄れ急上昇702
2017/07今回8クール目の効果測定で横這い状態695。転移巣は2017/03精密検査時より12倍程度に増大、2ndラインの限界が判定され、3rdラインに移行決定

第2化学療法期201703-07記事、終わり。

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