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2017年7月15日 (土)

「四十二番街」、「海の牙」

 午前中、DVDでロイド・ベーコン監督の「四十二番街」を観て、昼から青山一丁目へ。
 午後2時、赤坂図書館の映画上映会でルネ・クレマン監督の「海の牙」を観てまいりました。
 ☆「四十二番街」(1933)監督 ロイド・ベーコン 出演 ワーナー・バクスター、ビービー・ダニエルズ、ルビー・キラー、ジョージ・ブレント、ガイ・キビー、ディック・パウエル、ジンジャー・ロジャース、ウナ・マーケル
 ブロードウェイの大物プロデューサーのコンビ、ジョーンズ&バリーが、新作ミュージカルに乗り出すという噂で町は持ちきり。
 演出はヒット・メーカーのジュリアン・マーシュで、医者からドクターストップがかかっているにも拘わらず、これを “ 遺作 ” と張り切っている。
 主演はスターのドロシー・ブロック。彼女にはよりの戻ったかつてのパートナー、パットがいたが、ジュリアンはスポンサーの機嫌を損ねては大変と、ヤクザを雇ってドロシーに近づかないように脅しをかける。
 オーディションでコーラスガールの一人に選ばれたペギーは、新進歌手のビリーに一目惚れされるが、彼女はパットに惹かれている……。
 ミュージカルの舞台を成功させるまでを、主人公を特定せずに、群像劇として描いたバックステージもののミュージカルの古典であります!
 なにしろジンジャー・ロジャースやディック・パウエルが脇役ですからね〜、スゴいっちゃスゴい!
 いちばんの見せ場は、バスビー・バークレーの振り付けによるレビュー・シーン。まるで万華鏡のようなカレイドスコープ・ダンスは、とても有名ですよね。
 マンハッタンの四十二番街っつったら、タイムズスクエアをぶち抜くメインストリートで、日本でも昔からダンス・ビジネスにかかわる人たちの間では “ フォーティ・セカンド・ストリート ” って「聖地」だもんなぁ。
 1980年、ブロードウェイ・ミュージカルとして甦りロングランを続け、再演をくりかえしています。
 ☆「海の牙」(1974)監督 ルネ・クレマン 出演 アンリ・ヴィダル、ポール・ベルナール、マルセル・ダリオ、ヨー・デスト、ミシェル・オークレール、フォスコ・ジアケッチ、フロランス・マルリィ
 第二次大戦末期、ナチの高官を乗せ南米への逃亡を企てる潜水艦がオスロの基地を出発する。
 途中、連合軍の攻撃を受け負傷者が出る。その手当てにフランスの海岸の村から医師ギベールが拉致されてくる。そうこうしているうちに、ドイツ降伏のニュースが伝わってくる。
 そして、乗組員の中のゲシュタポが艦の主導権を握り、艦は南米海域にたどり着くが、寄港先で連絡員が殺され、脱出を図った同乗のフランス人記者も射殺される。
 そんな狂った状況で、乗務員は暴動を起こすが……。
 「太陽がいっぱい」「禁じられた遊び」「居酒屋」「雨の訪問者」などなど数多の名作で知られるフランスの名監督ルネ・クレマンの、若き日の傑作です。
 「鉄路の闘い」に続く長編第2作であります。
 …これは、戦争映画っていうよりは、” 密室映画 “ ” 心理サスペンス “ って感じですね。
 ほとんど潜水艦の中でドラマが展開され、酸欠っぽい、その息苦しさに、なんだか終いにはヤんなっちゃいましたよ。
 …こりゃあ、少し間をとって、もう一度DVDででも再見しなくてはイカンなぁ。
 
  

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